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MAGAZINE:

  • SALUS
  • 7月号Vol.256 / Jul / 2022毎月20日発行

INFORMATION:

記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。

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早起きが楽しみになる!
沿線朝時間ノート


早起きしてどこへ行く? 朝のおすすめスポットをご紹介。

※こちらのコンテンツは、誌面の特集「やっぱりいいね! 朝時間」より抜粋してご紹介するものです。

YELLOW KOMAZAWA KŌEN◎田園都市線/駒沢大学

  • 住所:世田谷区駒沢5-19-10
  • ☎03-5760-6726
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 休:不定休
  • 駒沢大学駅より徒歩14分

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池上本門寺朝市◎池上線/池上

  • 会場:大田区池上1-1-1 池上本門寺 総門・石段下
  • 問:Aisiteru ☎090-5546-4738
  • 池上駅より徒歩10分
  • 開催日時:3~6月、9~12月の第3日曜7:00~11:00

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ヒルサイドマーケット◎東横線/代官山

  • 会場:渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟前 ヒルサイドスクエア
  • 問:ヒルサイドテラス ☎03-5489-3705
  • 代官山駅より徒歩3分
  • 開催日時:4~6月、10~12月の第1日曜11:00~17:00

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TERRACEマルシェ◎田園都市線/たまプラーザ

  • 会場:横浜市青葉区美しが丘1-1-2 たまプラーザ テラス ステーションコート
  • 問:NKBマルシェ事務局 info-nkbfarm@nkb.co.jp
  • たまプラーザ駅直結
  • 開催日時:毎月第1・3土曜10:00~17:00

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武蔵小山温泉 清水湯◎目黒線/武蔵小山

  • 住所:品川区小山3-9-1
  • ☎03-3781-0575
  • 営業時間:火~土、祝12:00~24:00、日8:00~24:00
  • 休:月(祝日の場合営業)
  • 武蔵小山駅より徒歩5分

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グランベリーパークマルシェ◎田園都市線/南町田グランベリーパーク

  • 会場:町田市鶴間3-4-1 グランベリーパーク ウェルカムプラザ
  • 問:東急ストア南町田店 ☎042-796-0109
  • 南町田グランベリーパーク駅直結
  • 開催日時:毎月1~2回・日曜10:00~16:00 ※なくなり次第終了。次回は6月26日開催予定。

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「日本野鳥の会 東京」主催
多摩川丸子橋上流探鳥会
◎東横線・目黒線・多摩川線/多摩川

  • 会場:大田区田園調布 多摩川丸子橋 上流
  • 問:日本野鳥の会 東京 ☎03-5273-5141
  • 多摩川駅東口前に集合
  • 開催日程:年4回8:00~10:30または10:00~12:30 ※HPより事前申し込み。次回は10月10日開催予定。

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森の図書室◎東横線・田園都市線/渋谷

  • 住所:渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル 8階
  • ☎03-6455-0629
  • 営業時間:9:00~22:45
  • 休:不定休
  • 渋谷駅より徒歩1分

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NEWOLD◎田園都市線/桜新町

  • 住所:世田谷区弦巻3-9-11
  • ☎03-6413-5100
  • 営業時間:火~金9:30~22:00(21:00L.O.)、土・日・祝8:00~22:00(21:00L.O.)
  • 休:月(祝日の場合は火)
  • 桜新町駅より徒歩6分

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かつおとぼんた◎東横線・田園都市線/渋谷

  • 住所:渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム2階
  • ☎03-6805-0218
  • 営業時間:8:00~22:00(21:30L.O.)
  • 休:施設に準ずる
  • 渋谷駅直結

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Onigily Cafe◎東横線/中目黒

  • 住所:目黒区中目黒3-1-4
  • ☎03-5708-5342
  • 営業時間:9:00~16:00
  • 休:不定休
  • 中目黒駅より徒歩5分

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MACHI-SANPO:

荏原町・旗の台
大井町線・池上線の接続駅・旗の台と、隣接する大井町線の荏原町。旗の台から荏原町までは、にぎやかな商店街やのどかな緑道を歩いて10分ほど。下町ならではのローカル色豊かなこのエリアを散策してみませんか?

Shangoチャンゴ
キューバ出身シェフが腕を振るう
本場・ラテンの味
ハバナの料理学校を卒業後、スペインと日本のレストランで経験を積んだシェフのアリアム・マルティ・ルイスさんと富永美香さん夫婦が経営。化学調味料を使わず、日本人の口に合わせた、黒インゲン豆の煮込みやキャッサバ芋の揚げ物などのキューバ料理を中心に、メキシコやペルーなどラテンの家庭料理を提供しています。ここの味を求めて訪れるキューバ人も多いとか。
○ランチより、豆の煮込み、肉と野菜の煮込み、ご飯をのせたキューバの「日替わりプレート」(スープ・サラダ付き¥980)。○鶏肉をチョコレートソースで煮込んだメキシコの「ポヨ コン モレ」(¥1,450)、青バナナ揚げに牛肉をのせた「パタコネス コン カルネ」(¥850)、キューバのミント「イエルバブエナ」の定番カクテル「モヒート」
(¥780)。
住所:品川区中延5-13-16 中延パープルビル2階 ☎03-6451-3442 営業時間:11:30~14:30L.O./17:30~22:00L.O. 休:火
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Doğalドアル
ワインに蒸留酒、スパイス、チーズ
直輸入のトルコ食品専門店
2008年に前身のお店を始め、2019年、現在地に移転オープン。パンをはじめご飯やパスタなどを主食にするトルコの食文化は、日本人にとっても親しみやすいはず。店内には「ブドウの故郷」と呼ばれるほど土着品種が多いトルコワインを中心にスパイスやジャム、オリーブオイルなどが揃い、直輸入だからこそのリーズナブルな価格で販売。近隣にはそんな食料品を味わえるカフェ&バーも。
○25種ものスパイス、豆やパプリカなどのペースト、地中海で採れたオリーブオイルなどがずらりと並んだ店内の一角。○香り立つ薬草の蒸留酒「ベイレルベイ ギョベック・ラク」(¥3,520)。○1瓶に4.2~4.5kg分のトマトを使用した濃厚な「トマトサルチャ」(¥810)は無添加。○ワインは、赤・白合わせて45種ほど(¥1,870~¥13,750)。なかでもおすすめは、自然派の「モン・レーヴェ」。
住所:品川区中延5-12-4 工藤ビル1階 ☎03-6421-6134 営業時間:14:00~19:00(土・日・祝12:00~) 休:火
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阿美パンアメイパン
台湾出身のパン職人による
期間限定の“台湾パン屋”
台湾で日本のパンに出合い、そのおいしさに感動してパン職人になった游 政豪(ユ チェンハオ)さんのお店。意外にも台湾のパンには日本の小麦が合うそうで、おなじみの総菜・菓子パンはもちろん、日本向けにアレンジした台湾パンも提供しています。自家製天然酵母をはじめ北海道産小麦やバターなどの食材にこだわるほか、パンのフィリングもほとんどが手作り。営業は2025年まで。
○店内のカウンターに立つ游さん。○肉でんぶがのった定番の台湾パン「ローソンパン」(¥380)、その場でクリームを絞り入れてくれる「ミルクフランス」(¥240)、月1~2度の限定「パイナップルケーキ」(¥230)。○台湾パンが3割。「エピベーコン」「こしあんぱん」など定番の総菜パン・菓子パンと、長時間発酵のバゲットや食パンなどの食事パンが7割。
住所:品川区中延5-9-10 村本ハイツ107 ☎03-6426-4159 営業時間:10:00~18:00 ※売り切れ次第、終了 休:月・火
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Chilling Coffee & Bakeチリング コーヒー&ベイク
パティシエが手がける本格スイーツを
気軽にコーヒースタンドで
洋菓子店やレストラン、本場フランスなどで修業を積んできたパティシエの軽部 涼さんが2021年にオープン。ヨーロッパにあるカフェのようなカウンターが中心の店内では、「リウェイコーヒースタンド」に特注したコーヒーやオリジナルのドリンクとともに、自家製カスタードプリンや季節メニューなどのクオリティの高いスイーツを提供。焼き菓子はテイクアウトにしても◎。
○平日限定「柑橘とヨーグルトのデザート」(¥720)は、旬の柑橘類を蜂蜜でマリネし、ヨーグルトのエスプーマをのせた爽やかな味わい。○味の濃い「那須御養卵」を使った「自家製カスタードプリン」(¥550)、「水出しアイスコーヒー」(¥400)。○そのほか、バナナブレッドやマフィン、レモンケーキなどの焼き菓子も。
住所:品川区旗の台5-6-10 YGフラッグ1階 ☎非公開 ※問い合わせはインスタグラム(アカウント:@chilling_coffeeandbake)まで 営業時間:10:00~17:00 休:月・火

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うなぎ上松 
鹿児島産活うなぎを使った
確かな技術が光る懐石料理
うなぎと聞いて真っ先に思い浮かべるのは「うな重」ですが、ここで提供されるのは、うな重はもちろん、日本料理出身の大将が確かな技術で作り上げる斬新な「うなぎ料理」。鹿児島から直送される上質な活うなぎを贅沢に使い、丁寧に下処理された「うなぎ刺し」や「特製うなぎハム」、「うなぎポン酢」などは、アラカルトのほか「うなぎ懐石」コースでもいただけます。
○定番の江戸焼き「うな重」(並2枚¥5,280)。ランチはお得な「サービスうな重」も。○ここに来たら味わってもらいたいのが、薄造りの「うなぎ刺し」(¥2,530/要予約)、丁寧に蒸してから冷燻にした「特製うなぎハム」
(¥1,540)、日本酒(¥550~)。刺し身は、ふぐに近い食感でありながらうなぎそのものの味。○店内はテーブル席が中心。
住所:品川区旗の台5-13-11 ☎03-6426-2821 営業時間:11:30~14:00/17:00~20:00L.O. 休:水(祝日の場合は営業、翌日休)

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蕎麦 しのはら 
大森で知られるそばの名店が
おいしさそのまま、旗の台に!
2001年の創業から大森で約20年営業していた知る人ぞ知るそばの名店が、昨年、旗の台に移転オープン。大森時代から提供しているメニューはそのままに、「丸抜き」と呼ばれる国産のそばの実を店内の石臼で挽いたそば粉に米粉3%を配合した自家製麺を使用しています。香り、甘み、コシ、のどごしのバランスが取れたそばは、本枯節と利尻昆布のだしから作るつゆと好相性。
○そばをそのまま楽しむなら、人気の「天ぷらざる」
(¥1,650)を。○充実したそば前は、オーダーごとに焼き上げる「だし巻き玉子」(¥700)、シソ・かつお節・ネギ・ユズ・一味などが入った「焼き味噌」(¥350)、爽やかな辛さがクセになる「山葵醤油漬け」(¥450)、日本酒(¥670~)。定番のほか季節のおつまみも。○店内はカウンター席とテーブル席。
住所:品川区旗の台5-2-5 メゾンボア旗の台1階 ☎03-6426-4138 営業時間:11:30~14:30L.O./17:30~20:30L.O. 休:月、第1・3・5火(月が祝日の場合は営業、翌日休) ※未就学児以下、入店不可
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TABLE NO2テーブルナンバーツー
「2番目のテーブル」がコンセプトの
日本酒ダイニング
「家の食卓が1番目のテーブル。みなさんの2番目のテーブルになりたい」という思いのもと、大の日本酒好きというプロダクトデザイナーの神瀬泰二さん夫婦が2019年にオープン。もともと料理が得意だった妻の由美子さんが腕を振るうのは、日本酒に合うおつまみをはじめ、麻婆豆腐やグラタンなど家庭的で親しみやすいものばかり。日本酒は常時10種以上の銘柄を取り揃えています。
○一番人気の「白ネギたっぷり麻婆豆腐」(¥1,280)は食事の〆に。○ミョウガやシソがたっぷりのった「季節の鮮魚のタタキ 薬味のせ」(¥840)、この日はかつお。枝豆とコーンが味の決め手「自家製ベーコンのポテサラ」
(¥580)、日本酒(片口¥900~)。そのほか、レモンサワーや「季節のフルーツ漬け」のお酒なども。○家のようにくつろげる心地よい店内も魅力。
住所:品川区旗の台5-15-8 ☎080-7430-0222 営業時間:18:00~22:00 土17:00~21:00 休:日~水、祝(そのほか不定休あり)
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スペイン食堂 石井 
スペインビールとワイン、タパスを
カジュアルに満喫
2007年のオープンから15年、この街で愛されるスペイン食堂。食事は定番のスペイン産イベリコ豚の生ハムをはじめ、20種ほどのタパスからパエリア、デザートまで豊富に揃い、お酒はビ ールやワイン、カバなど現地のものだけでなく自家製サングリアも。料理の食材にしっかりこだわりながらも良心的な価格帯と、肩肘張らない店内の居心地のよさが人々に支持される理由です。
○海老と蟹を使った「オマール海老のパエリア」
(¥2,800)。○店内は、テーブル席を中心にカウンター席も。○「自家製サングリア(白)」(カラフェ¥1,900)には、長谷川農産の無農薬「マッシュルームの鉄板焼き」(¥1,100)、「生ホワイトアスパラガスのアリオリ焼き」(¥1,000)、「甘海老の岩塩焼き」(1尾¥300)などのタパスがおすすめ。
住所:品川区旗の台2-1-31 岩瀬荘1階 ☎03-3784-7336 営業時間:木~日11:30~13:30L.O./17:30~21:00L.O. 休:火、第3日(そのほか不定休あり)
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日用品&ワイン喫茶 Kirin Storeキリンストア
自然派ワイン×ビストロ×喫茶
『Kirin Diary』の多機能な本拠地
「旅」をテーマにしたインディペンデントマガジン『Kirin Diary(キリンダイアリー)』の制作・発行をはじめ、アンティークの日用品や自然派ワインを販売するだけでなく、店内ではドリンクやフードも提供し、ビストロや喫茶店としても利用できます。さらに、店内のワインセラーで販売しているワインを角打ちスタイルで飲めるのも嬉しいサービス(追加料金あり)。
○『Kirin Diary』最新号が発売中!○「塩漬け豚バラ肉とレンズ豆のプティサレ」(¥1,500)、「季節野菜のフリット+花椒塩」(¥780)、ワイン(グラス¥600~)。○フランス・リヨンの伝統的なカラフ「ポ・リヨネ」
(250ml¥2,750・460ml¥3,080)。○ワインセラーには、オレンジワインを中心に、赤・白・微発泡などが約200種(¥2,090~¥4,950)。
住所:品川区旗の台1-1-14 大沼ビル1階 ☎03-6426-7554 営業時間:15:00~20:30L.O. 休:不定休
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ふきだし
ふきだし
自然派ワインとフレンチのマリアージュを隠れ家で
Maille
 東口の路地に佇む「マイユ」。青山「ブルー・ブリック・ラウンジ」で長年シェフを務め、2017年に独立した料理人・村上裕隆さんのお店です。村上さん曰く「うちは、ビストロともレストランともフレンチとも謳っていません。『マイユ』は自分の好きな料理を作るステージなので、形式にとらわれず特別感があるような料理を目指しています」。
 その言葉の通り、メニュー表にはビストロ料理からフレンチ、パスタまで、自由な発想の料理が並びます。なかでも目を引くのがシャルキュトリー。パテ・ド・カンパーニュやブーダンノワール(豚の血のテリーヌ)、リードヴォーテリーヌなどが数種揃い、これほどしっかり作るお店も珍しい。そこには前菜とともにワインをゆっくり味わってほしいという思いがあるんだそう。
 この日のメインについて、「キュイソンは創業からの継ぎ足しで、穴子は白ワインや香味野菜と一緒に煮込んでいるから、ふんわり仕上がります。食感を出すためにカダイフを巻いて揚げるので、臭みがなく白ワインとよく合います。フランスの婚礼では海老が使われますが、フレンチの技術に和の食材を取り入れた、言わばオリジナルの料理です」と村上さん。おいしさへの探究心に満ちたそんな逸品の数々を味わえる「おまかせコース」は6,600円〜。
  • ○コースに含むこともできる、スペシャリテの「穴子のカダイフ包み」(¥1,500)、「自家製パン」(¥200)。世界各国から厳選したワインは80種以上(ボトル¥4,800~)。○前菜の「シャルキュトリーの盛り合わせ」(¥2,800)。2名以上のコースでシェアする場合にも盛り合わせで提供します。○アンティーク家具を集めた、落ち着ける店内。
マイユ 
住所:品川区旗の台2-6-10 エルプラド1階 ☎03-6421-6722 営業時間:18:00~22:00L.O. 
休:日 ※完全予約制。インスタグラム(アカウント:@maille2610)のダイレクトメールにて3日前までにご予約を。高校生以下の入店はご遠慮いただいております。また、香りの強い香水や整髪料などのご利用はお控えくださいませ。
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SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • お菓子と結び Créateur de Douceurs
  • [多摩川線/下丸子]
  • ルル

高原の風吹き抜ける、初夏のケーキ

 「お菓子と結び」。和な名前とは裏腹に、ショーケースには美しいフランス菓子が並んでいる。「向こうで働いたからこそ、日本の魅力に気づけました」と醍醐憲人シェフ。パリの人気パティスリーなどで経験を積んだ彼は、「茶室に似合うお菓子」を目指すという。それは複雑にしすぎず、主役を立たせる引き算のお菓子作り。そこには、ただ素直に「感じられる」おいしさがある。一見茶室とは程遠そうな「ルル」だってそう。主役はルバーブ。その引き立て役としてローズマリーをルバーブジュレと底のサブレに潜ませた。クリームにフロマージュブランを使うのも、ルバーブの爽やかさと調和させてのこと。食べればキュンと甘酸っぱく、萌えるような野の香りが口いっぱいにあふれ出す。忍ばせたベリーの果実味で生地まで軽やかに、フロマージュブランの爽やかなまろみがすべてを包み込んでいく。すっと高原の風が吹き抜けるような、どこまでも気持ちいい一口だった。

手前・「ルル」¥630。奥・宇治抹茶とチョコレートのビターな旨味が重なる「抹茶のオペラ」¥690。

  • お菓子と結び Créateur de Douceurs(クレアトゥール ドゥ ドゥスール)
    住所:大田区下丸子3-27-15 カーサ・フェルテ103                     
    ☎03-6459-8151
    営業時間:10:00~18:00 
    休:火・水
    下丸子駅より徒歩7分 ※2022年1月オープン。
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。