MAGAZINE:

  • SALUS
  • 7月号vol.196 / jul / 2017毎月20日発行

INFORMATION:

2017/6/20:
SALUS7月号を発行しました。
2017/5/20:
SALUS6月号を発行しました。
2017/4/20:
SALUS5月号を発行しました。
2017/3/20:
SALUS4月号を発行しました。
2017/2/27:
お詫びと訂正 SALUS 3月号の誤りについて

SHOP:

沿線プラネタリウム
季節の星空解説や宇宙に迫る映像作品の投影などが楽しめる、
沿線のおすすめプラネタリウム。

コスモプラネタリウム渋谷◉東横線、田園都市線/渋谷

直径17mのドームにサイエンスから癒やし系までさまざまな番組を投影。7月7日には七夕のイベントを開催。星がモチーフのアクセサリー販売をはじめ、浴衣を着て行くと観覧料が100円引きになる特典も!
  • 住所: 渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター大和田
  • 電話: 03-3464-2131
  • 営業時間: 火~金12:00~20:00、土・日・祝10:00~20:00
  • 休: 月(祝日の場合は開館、翌平日は休館)
  • 渋谷駅より徒歩5分

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五反田文化センター プラネタリウム◉目黒線/不動前

「おひるのくつろぎプラネタリウム」は解説がなく、音楽と星空投影を15分間楽しめ、仕事の合間のリフレッシュにぴったり。屋上の観望スペースでの天体観望会や、天文工作教室、天文講演会なども開催。
  • 住所: 品川区西五反田6-5-1 品川区立五反田文化センター
  • 電話: 03-3492-2451
  • 営業時間: 一般投影 土・日・祝 11:00、13:30、15:30、毎月第1金19:00、水・木12:35(15分間)
  • 休: 第4月、12/29~1/3
  • 不動前駅より徒歩7分

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かわさき宙と緑の科学館◉田園都市線/溝の口、たまプラーザ

MEGASTARの最新機種を備え、世界最高水準の美しさとリアルさを徹底追求。ドームいっぱいに広がる星空に思わずうっとり。月ごとにオリジナル番組を制作し、専任解説員による生解説が魅力。
  • 住所: 川崎市多摩区枡形7-1-2
  • 電話: 044-922-4731
  • 営業時間: 9:30~17:00
  • 休: 月(祝祭日の場合は開館、翌火曜日は休館)、 祝祭日の翌日(土日の場合は開館)
  • 溝の口駅、たまプラーザ駅よりよりバスで20分

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MACHI-SANPO:

日吉
渋谷と横浜、2つの都市にアクセスしやすい日吉。 駅前商店街は、慶應義塾大学の学生や 地域住民で賑わいます。 緑が多く、のどかな雰囲気の 街の名スポットをご紹介します。

喫茶まりも 日吉店 
創業38年
街角に佇むレトロな喫茶店
駅から徒歩2分の好立地に構える「まりも」は、朝7時半のオープンから人々が集う街の憩いの場。創業から変わらないレトロな店内では、軽食から昔ながらの洋食、デザートセットまで、豊富なメニューを提供しています。コーヒーブレイクには自家製プリンがおすすめ。その居心地の良さに、つい長居してしまうかも。

○自家製プリンとくだものが乗った「プリンロイヤル」(¥680)は、心が満たされる王道の味。アイスコーヒーは¥430。○夏日和には迷わずクリームソーダ(¥490)を。
住所:横浜市港北区日吉2-4-16 電話:045-562-0203 営業時間:7:30~22:30 休:第3日 禁煙

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HI, HOW ARE YOUハイ, ハウ アー ユー
暑い夏にはスパイスを。
食欲そそる個性派カレー
数々の名店に影響を受けお店を始めたという店主のカレーは、定番のキーマやビーフに加え、ほろほろの鶏手羽元に黒胡椒が効いた「パキスタン家庭風チキンカレー」や鶏レバーと砂肝入りの「ブナモドキ」など個性派メニューが揃います。煎りたて、挽きたての香り高いスパイスの味わいに、学生から年配までが足繁く通う店。

○ハーフ&ハーフカレーは、花椒が香る「チキチキキーマ」とマイルドな「バターチキン」を選んで¥1,200。唐辛子のアクセントが効いた「ピリパリサラダ(¥300)」や、国産有機ジンジャーエール(¥300)もご一緒に。
住所:横浜市港北区日吉本町1-21-5 西之蔵ビル3階 電話:045-548-8153 営業時間:11:30~21:00 休:月、第1・第3日 禁煙

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とんかつ 和栗トンカツ ワグリ
肉厚ジューシーなとんかつは
こだわりの塩でシンプルに
蒲田の名店「とんかつ 檍」で修業を積んだ兄弟が創業。千葉県でストレスなく健康に育った銘柄豚「林SPF」を贅沢に味わえる厚さ約3センチのとんかつは、サクッと歯ごたえのある衣の中から、やわらかく濃厚な肉の旨味が口に広がります。パキスタン産や地中海産など、厳選した数種類の塩で食べ比べるのもおすすめ。

○ボリューム満点の「特上ロースカツ定食」¥2,000。豚肉やタマネギなどの旨味が凝縮したカツカレー(¥1,000~)も人気。○カウンター席のほか、テーブル席も常設。お弁当のテイクアウトもできます。
住所:横浜市港北区日吉本町1-20-16 電話:045-565-9762 営業時間:11:00~15:00/17:00~22:00 休:月 禁煙

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プクプク亭プクプクテイ
正統派洋食店が伝える
昔ながらの味
創業から38年。今なお街に愛され続ける「プクプク亭」の看板メニューは、肉汁がたっぷり詰まった牛タン入りのハンバーグ。 4日間煮詰めたコク深いデミグラスソースと、西洋ワサビが爽やかなタルタルソースがハンバーグの味を引き立てます。さらに、ミソカツやカニクリームコロッケなど正統な洋食が充実。

○「プクプク亭特製ハンバーグ」170g ¥1,185。ランチタイムはライスがセット。○暑い日に食べたくなる夏季限定の「ビシソワーズ」¥530。じゃがいもの甘さを生かしたこの冷製スープは、店の隠れた人気メニュー。
住所:横浜市港北区日吉本町1-3-17 日光ビル2階 電話:045-564-0227 営業時間:11:30~15:00/17:00~21:30(日・祝・祝前~21:15) 休:月、第2・第4火 禁煙

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NOBLE COFFEE ROASTERSノーブルコーヒーロースターズ
本当のおいしさを味わえる、
自家焙煎コーヒースタンド
店主自らが焙煎を行うこのショップでは、特定の産地で生産された「シングルオリジン」のコーヒー豆を常時10種類ほど展開しています。シーズン毎に豆を厳選しながら、最もおいしいと感じるスペシャリティコーヒーを追究。コーヒーをゆっくり楽しめる場所が少ない日吉に必要不可欠なロースターです。

○ブレンドは定番のプレミアムブレンドを中心に、エスプレッソブレンド、アイスコーヒーブレンドの3種類。○豆は100gから販売。マグカップ(¥1,100)やキャニスターなどのオリジナルグッズも充実。
住所:横浜市港北区日吉本町1-3-19 電話:045-548-4378 営業時間:10:00~20:00 休:木  禁煙
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Ghiottoギオット
カジュアルな雰囲気で楽しむ
美食と自然派ワインのマリアージュ
「鮮魚のポワレ」や「鴨のロースト」などの本格料理を肩肘張らずに楽しめるビストロ。野菜は主に、国内外の生産者から高品質のものだけを集める卸業者「ルコラステーション」から届きます。バリエーション豊かな料理には60種類ほど揃える自然派ワインを。ランチセットは自家製パンやサラダ、デザートつきで¥1,200~。

○「アユととうもろこしのアーリオ・オーリオ リングイネ」¥1,600。自家製「シャルキュトリーの盛り合わせ」2人前¥2,600~。「ネロ・パルマ豚肩ロースのロースト」(¥3,000)は、旬の味覚とともに。
住所:横浜市港北区日吉本町1-19-2 電話:045-563-3388 営業時間:11:30~14:30/18:00~23:00 休:水 ※月に1度不定休あり 禁煙
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餃子処 三日月ギョウザドコロ ミカヅキ
体にやさしい食材が生きる
こだわりの手作り餃子
「本当においしいと納得できる料理を食べてもらいたい」という思いのもと、新鮮な国産食材を使った餃子を提供。その妥協しないスタンスは、焼き餃子と水餃子それぞれに合う皮と餡を毎日手作りするところから始まります。オーダーを受けてから一つひとつ包んで焼き上げる、"できたての味"をお楽しみに。

○生ビール・餃子・今日のおつまみがひとつになった「月見セット」¥950。最初に食べるなら、定番の「焼き餃子(ニラ・ニンニクあり)」を。○大根おろしと赤いゆず胡椒を乗せた「みぞれ水餃子」(¥500)もおすすめ。
住所:横浜市港北区日吉本町1-18-29 電話:045-561-9059 営業時間:17:00~22:00 休:日・月 禁煙
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slow slow slowスロー スロースロー
長く愛用したい日用品が揃う
暮らしに根ざしたセレクトショップ
木の温もりを感じる居心地の良い店内には、ホウロウの容器や曲げわっぱ、竹カゴ、扇子などの生活を豊かにしてくれるアイテムが充実。キッチン用品だけでなく、環境配慮した洗剤や素肌に優しいコスメも取り揃えています。店主が実際に試して良かったと思うものを厳選しているので、相談には親身に応じてくれるのも美点。

○確かな品質を誇る老舗「白木屋傳兵衛」のほうき¥1,000~。16.ムクロジの木の実を乾燥させた天然の洗濯洗剤「ランドリーナッツ」250g¥1,000。柔軟・殺菌効果を叶えた、環境にもお財布にも優しい逸品。
住所:横浜市港北区日吉本町1-18-25 102号室 電話:045-534-9128 営業時間:11:00~20:00 ※不定期で14:30~20:00  休:日・祝

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日吉の森庭園美術館ヒヨシノモリテイエンビジュツカン
豊かな緑地に残された
知られざる日吉の歴史
日吉に残されたわずかな森や原風景を次世代へ伝えるため3年前に設立。四季折々に表情を変える「日吉の森庭園」、築160年の横浜市指定歴史的建造物「田邊泰孝記念館」、国際的彫刻家・田辺光彰さんの作品を展示する「田辺光彰美術館」の3つで構成されています。知られざる日吉の一面に触れてみませんか?

○樹齢100年を超えるキンモクセイや野生シラカシなどが残る庭園には稲の原種「野生稲」をモチーフにした田辺光彰さんの彫刻も。モミや動物などの代表作は「豪日交流基金助成プログラム」に参加。
住所:横浜市港北区下田町3-10-34 電話:045-561-3214 営業時間:4~10月10:00~16:00、 11~3月10:00~15:00 休:不定休 料金:大人¥400、学生¥200(6~9月大人¥300、学生¥100)、未就学児無料  禁煙
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リンデンバウム 本店リンデンバウム ホンテン
老舗洋菓子店のバウムクーヘンを
とっておきの手土産に
1970年の創業から手焼きのバウムクーヘンを作る老舗。職人歴50年以上のオーナーシェフが「下準備は愛情」と語る通り、こだわりの素材とレシピで作った生地を木の年輪を描くように丁寧に回転させながら焼き上げます。その過程は、なんと3時間半。守るところは守りながらも時代に合わせた洋菓子を提案しています。

○人気NO.1の「ラムレーズン」(1粒¥280)は、大人のスイーツ。バウムクーヘンの生地とバタークリーム、3週間ラム酒に漬けたレーズンの香りが口に広がります。○店先でバウムクーヘンを焼く様子。
住所:横浜市港北区下田町4-7-15 電話:045-562-3928 営業時間:9:30~19:00 休:不定休
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ふきだし
ふきだし
素材本来の味を引き出す、
洗練された茶懐石
京料理 清水
 駅前商店街のビルの一角に佇む、隠れ家のような「京料理清水」は、京都で290年ほど続いた老舗料亭と都内の懐石料理店で長年修業を積んだ清水裕介さんが1999年に開業。店で提供する料理は、茶懐石の信条にのっとり、季節の食材そのものの味を無駄なく生かすことを基本としています。たとえば、鯛を焼いたらそのあしらいには、鯛がよりおいしく感じられるような季節の食材を。きめ細やかな配慮が行き届いた清水さんの料理は、上品さを漂わせながらもひときわシンプル。季節感を最も大切にしているという食材について、「基本は、走り・旬・名残。旬の食材はやっぱりおいしいんですよ。だけど、走りの食材からは季節の移ろいを感じることができるし、名残の食材からは過ぎて行く季節を惜しむことができます。同じハモでも、初夏と晩秋では味わいがまったく違うものになるんです」と、語ります。
 季節を映したひと皿には、京都の酒蔵から取り寄せた淡麗かつ奥行きのある味わいを楽しめる純米吟醸「京都北山 初日の出」がおすすめ。コースは7千円から13千円。目の届く範囲で丁寧にもてなしたいという思いのもと、全12席というこぢんまりとした空間で営業をしているため、完全予約制です。
  • ○季節の「ハモのお吸い物」には香り立つミョウガを。コースは、ほかに、お造り、焼き物、炊き合わせなどの計10品。○京都の湯葉と生麩、なす、しいたけ、夏が旬の冬瓜の「炊き合わせ」。それぞれの個性を引き出す調理法で、別々に煮込みます。○居心地の良い、アットホームな店内。
キョウリョウリ シミズ
住所:横浜市港北区日吉本町1-17-27 ツインズ302 電話:045-563-3458
営業時間:12:00~14:00/18:00~22:00 休:日・祝 禁煙

SWEETS:

  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • ハスキージェラート
  • [大井町線/戸越公園駅]
  • ジェラート

日本の豊かな実りをジェラートにのせて

 淡いグリーンにきらめくキウイジェラートに、ひと匙で魅了された。舌にひんやり消えると果物そのもののような、いや、もうそれ以上に濃密な果実味がパッと広がる。「ハスキージェラート」は日本の農産物の魅力を伝えるべくスタートしたという。「味はとびきりなのに形が悪いだけで売れない果物も生かせるうえ、素材をありのまま出せるのがジェラート。全国の旬の食材のなかでもとりわけ味の濃いもの、生産者や農法などのバックグラウンドまでわかるものを使います」と、プロデューサーの覺張(がくはり)さん。生産者から直接仕入れることが多く、中間マージンが入らない分、食材をたっぷり使うというのもこちららしい心意気。小田原「あきさわ園」の湘南キウイのジェラートは果肉53%、新潟「へいきち農園」の越後姫イチゴのジェラートなら65%と、その半分以上が果肉。カップひとつひとつに日本の豊かな実りがギュッと詰まっている!

MAP

  • 右から時計まわりに、湘南キウイ、きつき紅茶(大分杵築産)各¥480、越後姫いちご¥540、ラム甘納豆(東京「雪華堂」の甘納豆)¥480(すべて税込)。テイクアウト用のカップ入りは常時10〜15種。フレーバーは季節とともに変わる。
  • ハスキージェラート戸越店
    住所: 品川区戸越4-4-24
    電話: 03-6426-2251
    営業時間: 11:00~18:00
    休: 無
    アクセス: 駅北口を出て、線路を背に400mほど直進した右手。戸越公園駅より徒歩6分。 ※自由が丘店(自由が丘駅南口より徒歩1分)も5月にオープン。
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。
  • 写真 = 星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 
    文 = chico