街シリーズ −街で人気の名店案内−

街シリーズとは、毎月エリアを一つ取り上げ、“その街の個性や魅力、さらにその街で過ごす時間を豊かにする”情報をお届けする「SALUS」マガジンの特集企画です。ここでは「SALUS」マガジンと連動し、その街で人気の名店の数々をご紹介していきます。

街シリーズ 東急沿線のショップをご紹介
蒲田

池上線と多摩川線のターミナル駅・蒲田。区役所をはじめとする大きなオフィスが集まる一方、肩を寄せ合い暮らす人びとの情にあふれた昔ながらの印象も残る街。朝ドラの舞台になり注目されたことも記憶に新しい。心がほっと温まるような出会いが待っていそう。

  • 【グルメ】お茶とお菓子 まやんち 知る人ぞ知る隠れ家でほっこりティータイム

    • 駅東口より右に進み「大田区役所前」信号を左折。左手マンションの2F。徒歩3分。
    • 大田区蒲田5-43-7ロイヤルハイツ2F
    • 03-6276-1667
    • 11:30〜18:30(18:00 L.O.)
    • 日・月・火・水曜 ※年末年始休12/26〜1/9

    「マンションの2Fにこんなお店があったなんて」と訪れた人はきっと驚くはず。世界の産地から集めた良質で種類豊富なお茶と、店内で手作りしているお菓子を提供するカフェ。店主の八代まゆみさんの趣味が高じ、蒲田っ子のご主人の設計で出店し12月で6周年を迎えた。木材の風合いを生かした店内ではお菓子教室も週3日開講している。日本家屋の落ち着いた雰囲気を大切にし、自然に人びとが集まる家のような店でありたいと八代さん。「いい子」限定で子どもの入店もOK。この店に来たいからお行儀よくしている子もいるとか。

  • 【ショッピング】かまた帽子工房 ものつくりの街で出合いを待つ帽子たち

    • 駅東口よりあやめ橋方面に直進。「蒲田5丁目」信号を右折。徒歩7分。
    • 大田区蒲田4-21-5 1F
    • 03-3737-0157
    • 11:00〜19:00
    • 日曜・第2・3火曜 ※年末年始休12/28〜1/4

    蒲田界隈は小さな工場が集まる「ものつくり」の街でもある。この店はショップとアトリエが一緒になっていて、オーダーに合った帽子をひとつひとつ手作りしている。打ち合わせをしながらニーズに応えていくのが面白く、技術も高まっていくと店主の都築加奈子さん。日常使いの帽子からウエディング、CM撮影用の帽子まで幅広く手がけている。帽子に使いたい生地の持ち込みも大歓迎で、同じ蒲田にある大型生地店で布を買ってくるお客さんも多いという。よい人たちとのご縁に恵まれていると日々実感しながら仕事をしているそうだ。

  • 【グルメ】Le Richer (ル・リシェル) 新しいビストロでプチ・リッチな時間

    • 駅東口より左手に進み、多摩堤通りの手前角。徒歩2分。
    • 大田区蒲田5-12-1 リシェル・コート1F
    • 03-6715-8815
    • 17:00〜24:00(フード23:00、ドリンク23:30 L.O.)、金曜のみ〜翌2:00(フード1:00、ドリンク1:30 L.O.) ※バゲット代1名300円。未就学児以下は入店不可。
    • 月曜(祝日の場合は営業、翌日休) ※年末年始休12/30〜1/7

    2012年9月にオープンしたばかりのビストロ。20年の経験を持つシェフがきちんとしたコンセプトとこだわりを持った料理を提供する。アラカルトは1品380円からで、2,500円からのコースもあり。ワインは80〜100種を常備、フランス産を中心にニューワールドやビオワインなども取りそろえた。ソムリエが料理との相性などの相談にも気軽に応じる。店内は照明を工夫したり女性のおひとりさまも気軽に入りやすい雰囲気を演出している。蒲田にはあまりない感覚をここから発信したいと考えているそうで、賛同するリピーターが続出している様子だ。

  • 【グルメ】FARIDABAD (ファリダバッド) コンサートの余韻を壊さないインド料理

    • 駅東口より徒歩3分。アプリコの向かい。
    • 大田区蒲田5-43-6 1F
    • 03-3736-2811
    • ランチ11:30〜14:00、ディナー17:00〜22:00、土曜・祝日は〜21:00
    • 日曜、不定休 ※年末年始休12/29〜1/6

    アプリコホールの目の前に位置するインド・レストラン。来日して15年、銀座のインド料理店に勤めたシェフ、カトリ・チャトリ・アルジュンさんが腕を振るい、北インド料理の正統派メニューをメインに展開する。添加物などは使用せず、できるだけ店内で挽き鮮度を保ったスパイスを利かせているが、きつ過ぎることなくやさしい味わいが上品。店内は落ち着いた色調でまとめられていて、コンサート帰りに立ち寄っても、優雅な気分のまま食事が楽しめそう。全メニューがテイクアウト可能なのもうれしいポイント。

  • 【グルメ】DAL BOSCO di MASSA (ダルボスコ ディ マッサ) 蒲田からトリップ!駅近・快適イタリアン

    • 駅西口よりサンライズ商店街を入り、1つ目の角を右折した左手。徒歩1分。
    • 大田区西蒲田7-48-8 ルミエール光2F
    • 03-5744-0177
    • ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー18:00〜21:30(L.O.) ※ディナーのみコペルト400円
    • 日曜 ※年始休 1/2〜1/6

    ビルの2F、駅前のアーケード商店街のにぎわいを忘れるような空間が。店名は「私から明日への活力が一つでもさしあげられたら」という思いから、オーナーシェフ森匡(まさし)さんの名前をイタリア語にもじったもの。オーソドックスなイタリアンをベースに、契約農家からの野菜を使った料理、肉の炭火焼きなどが人気だ。ワインは森さんがおいしいと思ったイタリア産約100銘柄をそろえている。特に蒲田だからこうしようとは考えず、自分の感覚による部分が大きいと森さん。旅先のホテルで食べた野菜の味に感動し、自身で農家まで辿りつき契約を取り付けるほどの熱意の持ち主でもある。

  • 【グルメ】hitsuji kitchen (ヒツジ キッチン)気軽に立ち寄りたいくつろぎの洋食屋さん

    • 駅西口より東京工科大方面に進み、「西蒲田」信号の先を左に入った右手。徒歩4分。
    • 大田区西蒲田5-19-14
    • 03-3736-5602
    • 17:00〜24:00(23:00 L.O.)
    • 火曜 ※年末年始休12/31〜1/4

    小さな路地に入るとすぐ、シンプルな店構えによく見るとかわいらしい看板が。ここは3年前に開店した、イタリアンをベースに安心して食べられる手作り感のある料理を提供する温もりあふれる洋食&ワインダイニング。気軽に利用してもらえるよう価格は低めに設定。野菜や肉は山形県長井市から取り寄せている。不思議な店名は、店主・上田さんの実家である蒲田の呉服店「ひつじや」の名前から。おひとりさまの女性が仕事帰りにふと足が向くような、親しみの持てる店だ。

  • 【グルメ】Orencino (オレンチーノ) もはや蒲田名物!?絶品・煮込みうどん

    • 駅西口より東京工科大方面に進み、多摩堤通りを渡り直進した左手。徒歩4分。
    • 大田区西蒲田5-19-10
    • 03-6424-9602
    • 昼11:30〜14:30(L.O.)、夜18:00〜22:00(21:40 L.O.)
    • 第2・4月曜 ※年末年始休12/31〜1/3

    開店から4年目、「田舎のおばあちゃんの家庭料理」をコンセプトにした店。人気メニューは味噌・醤油の煮込みうどん。と言っても名古屋料理の専門店ではなく、店主の深谷さんは信州出身。信州の郷土料理「山賊焼き」も置いているが、特に地域にはこだわらず幅広く「家庭の味」を展開している。若者から年配の方まで、リーズナブルな価格でおいしいものをお腹いっぱい食べていってほしいと深谷さん。日本酒、焼酎、ワインもそろい居酒屋的な使い方もできる。店内に貼り出した季節のおすすめ銘柄をお酒好きの人は要チェック。

※こちらの記事は、2012年12月20日現在のものです。