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MAGAZINE:

  • SALUS
  • 2月号Vol.275 / Feb / 2024毎月20日発行

INFORMATION:

記載されております内容につきまして、新型コロナウイルスの影響により、一部店舗・施設が営業中止・変更となっている可能性がございます。
お出かけの際は記載されているお問い合わせ先にご確認をお願い致します。

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SHOP:

この街、あの街のおいしいコーヒー

ホットコーヒーやカフェラテが恋しくなるこの時季に足を運びたい、
スペシャルティコーヒーを楽しめるカフェや喫茶店をご紹介。

※こちらのコンテンツは、特集「この街、あの街のおいしいコーヒー」より抜粋してご紹介するものです。

焙煎機と焼き菓子工房を備えたコーヒースタンド

JOE TALK COFFEE◎東横線/代官山

  • 住所:渋谷区東3-16-10 三浦ビル1階
  • ☎03-5422-6230
  • 営業時間:月~金8:00~20:00/土・日・祝10:00~20:00
  • 休:不定休
  • 代官山駅より徒歩10分

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日本のコーヒー文化を盛り上げる

Raw Sugar Roast◎世田谷線/山下

  • 住所:世田谷区宮坂3-9-4
  • ☎03-6413-5057
  • 営業時間:8:00~18:00
  • 休:無
  • 山下駅より徒歩12分

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日本一のバリスタが淹れる、こだわりの1杯

Coffee and Baked Ura◎東横線/東白楽

  • 住所:横浜市神奈川区西神奈川3-1-2 1階
  • ☎080-4158-5010
  • 営業時間:8:00~19:00
  • 休:木、第2・4日
  • 東白楽駅より徒歩3分

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ヒマラヤの麓から届くスペシャルティコーヒー

YETI ROASTERY.COFFEE◎大井町線/等々力

  • 住所:世田谷区中町2-1-18 三鈴ハイム 1階
  • ☎03-6455-9494
  • 営業時間:9:00~17:30
  • 休:無
  • 等々力駅より徒歩3分

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アート作品を鑑賞しながらカフェ時間を満喫

Lurf MUSEUM◎東横線/代官山

  • 住所:渋谷区猿楽町28-13 Roob1 1階
  • ☎無(問い合わせは公式サイトより)
  • 営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)
  • 休:不定休
  • 代官山駅より徒歩5分

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コーヒー、レコード、植物店主の自宅のような空間

STILLPARK◎東横線・目黒線/田園調布、目黒線/奥沢

  • 住所:世田谷区奥沢4-5-4
  • ☎無(問い合わせは公式サイトより)
  • 営業時間:公式Instagramを要確認
  • 休:不定休
  • 田園調布駅、奥沢駅より徒歩7分

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都会の隠れ家のようなノスタルジックな純喫茶

喫茶サテラ◎東横線・田園都市線/渋谷

  • 住所:渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ1階
  • ☎070-3128-2362
  • 営業時間:11:00~19:00(木8:00~)、金は11:00~18:30/19:00~22:00 ※L.O.それぞれ30分前
  • 休:不定休
  • 渋谷駅より徒歩6分

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果実のようなスーパーフルーティな味わいを求めて

Dante Coffee & Whisky◎東横線・目黒線/武蔵小杉

  • 住所:川崎市中原区小杉町3-600 Kosugi 3rd Avenue 1階
  • ☎070-4298-8864
  • 営業時間:11:00~20:00(土・日・祝12:00~)
  • 休:施設に順じる
  • 武蔵小杉駅より徒歩1分

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地域密着のフレンドリーなコーヒースタンド

Hello from… Coffee◎東横線/白楽

  • 住所:横浜市神奈川区六角橋1-12-22
  • ☎無(問い合わせは公式Instagramより)
  • 営業時間:9:00~18:00、土11:00~22:00、金・日11:00~18:00
  • 休:不定休
  • 白楽駅より徒歩5分

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コーヒーから生まれるコミュニケーションがある

PARK COFFEE◎大井町線/大井町

  • 住所:品川区大井1-8-3
  • ☎03-6754-4286 
  • 営業時間:8:00~18:00(水・金~20:00)、土・日・祝10:00~18:00
  • 休:無
  • 大井町駅より徒歩2分

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コーヒー、音楽、本etc.を楽しめる唯一無二の場所

愛騒◎世田谷線/山下

  • 住所:世田谷区赤堤2-9-13 北川ビル1階
  • ☎無(問い合わせは公式Instagramより)
  • 営業時間:12:00~18:00(日10:00~) ※変更の可能性あり。公式Instagramを要確認。 
  • 休:木(不定休あり)
  • 山下駅より徒歩6分

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コーヒーが苦手な人にも足を運んでほしい店

緑の珈琲豆焙煎 新横浜店◎東横線/菊名

  • 住所:横浜市港北区大豆戸町357 クリオコートN1階
  • ☎090-4734-2659
  • 営業時間:水13:00~18:00(カフェのみ)、土・日・祝10:00~18:00 ※焙煎販売は土・日・祝のみ。水は10:00までに予約すれば焙煎可。
  • 休:月・火・木・金(公式Instagramで確認) 
  • 菊名駅より徒歩12分

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遠方から訪れるファンも。希少な豆をリーズナブルに!

PocoPoco.Coffee.Roasters◎田園都市線/あざみ野

  • 住所:横浜市青葉区すすき野1-8-2 
  • ☎070-1239-8358
  • 営業時間:11:00~18:00
  • 休:木、金
  • あざみ野駅からバス、すすき野一丁目バス停より1分

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MACHI-SANPO:

駒沢大学
田園都市線の駒沢大学は、駒沢オリンピック公園を中心に閑静な住宅街が広がる東急線沿線の人気タウン。この街の定番から注目のスポットまでをご紹介します。

bistro-confl.ビストロ・コンフル
ナチュールワインとモダン・フレンチ
駒沢大学のビストロの名店
ビストロといえど、広々とした空間でゆったりと食事を楽しめるのが魅力。ディナーは、郷土料理に加えて減農薬の野菜を使った季節感あふれるモダンな料理も提供しています。ワインはすべて自然派で、主にフランス産の赤・白・ロゼ・オレンジ・泡を1000本以上ストック。グラスだけで10種も揃えています。当日でも予約が安心の人気店ですが、今春、移転の予定も。
◯白ワインに合わせるなら、素材の持ち味を引き出した「馬肉のタルタル ビーツのサラダ」(¥2,200)、季節野菜や自家製シャルキュトリーなどの「前菜5種盛り合わせ」(¥3,300)、ワイン(グラス¥1,100~)。料理は2名分の価格。◯落ち着いた雰囲気の店内には、カウンター席とテーブル席のほか個室も。◯「ニュージーランド産仔羊 黒コショウとアンチョビのソース 里芋のチーズグラタン添え」(¥4,400)。
住所:世田谷区上馬4-3-15 1階 ☎03-3419-7233 営業時間:11:30~14:00L.O./18:00~22:00L.O. 休:第1月、火
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BOTEROボテロ
ハンバーグステーキカレーが自慢の
昔ながらの洋食店
1989年創業、この場所で12年目。コロンビアの画家フェルナンド・ボテロの名前を冠したお店は、店主の青山昌弘さんが妻・寿恵子さんと営むアットホームな雰囲気。創業から提供するカレーは、シェフが20代の頃に働いていたロサンゼルスのレストランで流行した欧風カレーを再現したものなのだそう。おすすめは、180グラムもの特大ハンバーグをのせた「ハンバーグステーキカレー」。
◯隠れた人気の「特製ハヤシライス」(土・日ランチはサラダ・ドリンク付き¥1,200)。◯ボテロのポスターやアンティークの家具がディスプレーされる居心地のよい店内。◯サラダ・ドリンクが付いた土・日ランチ「ハンバーグステーキカレー」(¥1,450)は、16種のスパイスを使いながらもまろやかさが特徴。ディナーでは単品で提供するほか、お持ち帰りも。
住所:世田谷区野沢2-30-7 リッツハイム野沢1階 ☎03-6805-3120 営業時間:11:30~14:00/18:00~21:30(日~21:00) 休:月・火
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Los Tacos Azulesロス・タコス・アスーレス
メキシコと日本の食文化が融合する
唯一無二のタコスのダイニング
すしや天ぷらなどの専門店にインスパイアを受けた「トルティーヤ」を使ったタコスが評判を呼び、2018年のオープンからたちまち人気店に。その理由はタコスに不可欠なトルティーヤに重点を置き、メキシコ在来種のトウモロコシの輸入から製粉、製造までを一貫して行っているから。日本の食材を使い、オーダーごとに生地を焼き上げたできたての味を楽しめます。
◯お店は朝9時オープン。朝食には「しらすのオムレツ」(¥570)、現地定番の朝食でトルティーヤのグラタン風「チラキレス」(¥1,760)、「チラキレス」にのせた「アボカド」(¥200)・「半熟卵」(¥150)、「ロハ」「ベルデ」の自家製サルサを。季節野菜を使った「サボテン・ジュース」(¥850)。◯豚肉をカリッと仕上げた「カルニータス(スペシャル)」(¥700)。◯大きなサボテンが目印。
住所:世田谷区上馬1-17-9 1階 ☎03-5787-6990 営業時間:9:00~14:00L.O.(土・日~15:00L.O.) 休:月・火
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焼鳥 せきや 
地鶏と軍鶏の炭火焼き鳥を
大人の隠れ家で
梅ヶ丘「やきとりShira」の姉妹店。駅からすぐの裏路地に構えながらも、ガラス扉のファサードに打ち放しの内装、カウンター席のみというスタイリッシュな設計とメニューが次世代的焼き鳥店として注目される存在。静岡「天城軍鶏」・滋賀「淡海地鶏」を使った焼き鳥は、朝仕入れた新鮮な丸鶏をさばいて串打ち、部位に合わせて店主の関屋和樹さんが絶妙に焼き上げます。
◯最初にオーダーが必要なのは、焼き鳥のおまかせ5本、箸休め2品、鶏スープの「おまかせコース」
(¥4,500)、ドリンク(グラスワイン¥1,200)。お酒はそのほか、焼酎や日本酒なども。◯香味野菜と一緒に4時間煮込んだ鶏だしが体を温める「鶏そば」
(¥1,000)。◯店内は席数に限りがあるため当日でもご予約を。
住所:世田谷区駒沢1-4-10 佐伯ビル西北1階 ☎03-6450-8898 営業時間:17:00~23:00 休:火(そのほか不定休あり)

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griotteグリオット
フレンチ出身のシェフが手がける
“コースのひと皿”のような創作パン
フレンチレストランでシェフとして経験を積んだオーナーシェフの石川暢子さんが2012年にオープンして以来、開店から閉店まで客足の絶えない人気店。自家製酵母を使った食パンやハード系、ヴィエノワズリーなど基本となるパンのレベルが高く、そんなパン生地を生かしたサンドイッチやフレンチトーストなど創意工夫に富んだ“メニュー”がずらりと店内に並びます。
◯サンドイッチはお昼頃に完売してしまう日も。◯カルピスバター使用の「グリオット クロワッサン」
(¥260)、ブリオッシュ生地にガナッシュを包んだ代表的な「グリオット」(¥490)。◯お店は公園まで徒歩3分の距離。◯イチジク・アプリコット・レーズン・くるみ・クコの実などをぎっしり練り込んだ「フリュイ」(1/4ピース¥420~)。
住所:目黒区東が丘2-14-12 ☎03-6314-9286 営業時間:11:00~18:00 カフェ11:00~17:30 休:月・火

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meanswhile Flagship Storeミーンズワイル フラッグシップストア
“身体に最も近い道具”をコンセプトにした
アパレルブランドの旗艦店
「日常着である以上、服は衣装ではなく道具である」をコンセプトに掲げ、デザイナー、藤崎尚大さんが2014年に始動したアパレルブランド。機能性の側面からファッションにアプローチしたデザインだけでなく、パターンや縫製など細部にもこだわったメンズウェア、バッグをはじめとする小物のコレクションを毎シーズン発表しています。こちらの旗艦店は週末のオープン。
◯着心地がよく丈夫な「ニットラゲージベスト」
(¥50,600)・「ダブルニットカーディガン」(¥39,600)。◯アメリカ〈ミアー〉に別注した持ち運びに便利な「ワイドマウスボトル」(591ml¥7,480)、最高級の革といわれるコードバンを使用した、コインポケット付きのミニマルな「コードバンマネークリップ」(アップルグリーン¥37,400)。
住所:世田谷区駒沢4-20-3 ☎03-6413-8995 営業時間:12:00~19:00 休:月~木(そのほか不定休あり)
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MOUNT tokyoマウントトウキョウ
ZINEやアート作品、
クリエイティブなアイデアを発信!
2020年、駒沢にてリニューアルオープン。全国から公募した自主出版の冊子=ZINEの展示・販売をするプロジェクト「マウントジン」、イラストレーターのコミュニティ「マウントクラブ」、イラストレーターを中心に国内外のクリエーターによる作品展を行う「ギャラリー」、3つの企画から構成される空間。さまざまな作り手による、柔軟な発想が生んだ作品が一堂に会します。
◯10代~80代が参加する「マウントジン」の一例。左上はゆずゆさんの『柚仮名』、右下はふゆきてさんの
『unimportant story』。応募方法はHPにて。◯左側が個展中心の「ギャラリーウォール」、右側が「マウントクラブ」。◯グループ展中心の「ギャラリールーム」。展示は2週間ごとの入れ替え制。
住所:世田谷区駒沢2-40-6 ☎03-6882-7149 営業時間:11:00~18:00 休:月・火
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POPPY COFFEE and BAKERYポピー コーヒーアンドベーカリー
「SHOZO COFFEE」が手がける
焼き菓子のお店が駒沢に!
那須塩原に本拠地を置く老舗「1988 CAFÉ SHOZO」の姉妹店が2022年オープン。毎日お店で手作りするベイクドケーキやマフィン、季節のタルトなど約10種の焼き菓子を中心に、「SHOZO COFFEE」の豆を使ったコーヒーをはじめとする飲み物を提供しています。冬限定の名物は「スワンシュー」。味はもちろん、お菓子の形やパッケージにもセンスが光るお店です。
◯定番の焼き菓子から、シンプルな味わいの「バターミルクビスケット」(¥320)、「プレーンマフィン」(¥320)、「バナナブレッド」(¥420)、「コーヒー」(ホット¥400)。◯お店は弦巻通り沿い。◯店内では、提供される紅茶やコーヒー豆、焼き菓子のギフトパッケージも販売。◯毎朝焼き上がる定番人気の「レモンマドレーヌ」(1個¥220)。
住所:世田谷区弦巻2-8-17 ☎03-6413-0208 営業時間:11:00~17:00 休:水・木
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焼肉・ホルモンこそっと 
国産和牛からホルモンまで
上質な和牛をリーズナブルに満喫
用賀にある焼き肉の名店「ら・ぼうふ」出身の初代店主が2009年に創業。2022年に、店名から内装、メニューまでを一新しました。ここのこだわりは、修業時代から信頼を置く卸売業者と相談しながら塊肉で仕入れる「吉澤畜産」の国産和牛A5ランクの雌牛と老舗「浅見肉店」の新鮮なホルモン。なんといっても、そんな上質な牛肉を良心的な価格帯でいただけるのがうれしいところ。
◯自家製ダレを付けて焼くおまかせ5種の「和牛盛り合わせ」(2名分¥5,280)、驚くほどやわらかいホルモン「シマチョウ」(¥990)、「和牛つらみ刺し」
(¥1,100)、「ムンチュサラダ」(¥880)、「生レモンサワー」(¥680)。◯ホルモンはしっかり焼くのがポイント。◯冬はすだちやカボスが登場する「季節のかんきつ冷麺」(¥1,210)。
住所:世田谷区弦巻2-9-11 プルミエ琴冨貴1階 ☎03-5426-0350 営業時間:17:00~23:00 休:月(祝日の場合は営業、翌日休)
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ふきだし
ふきだし
「サカエヤ」×イタリアン
偶然の出会いが生んだ、炭火焼き料理
IL GiOTTO
 公園からほど近い、肉料理の腕が評判のオーナーシェフ高橋直史さんの自宅兼一軒家レストラン。高橋さんはイタリア修業を経て、2002年の独立から22年目。いくつかの転機を迎えるなかで、今に繋がるひとつが、滋賀の精肉店「サカエヤ」との出合いだったそう。
 メインの炭火焼きに使われる近江牛や黒毛和牛、北海道産ブラックアンガス牛など、料理の肉はすべて「サカエヤ」から仕入れるもの。高橋さんは「うちで使う経産牛は、出産のために牛本来の健康的な飼育がされています。どうしたら経産牛をおいしく食べられるか?と、『サカエヤ』が、水分を抜いたり、カビをつけたり、少し浅めに熟成させた状態で卸してくれます」。そんな熟成牛は届いてから2週間程度、味の変化を楽しめるように温度管理しながらキープ。高橋さん曰く「熟成させることによって、味が濃くなったり、うま味が増したり、牛本来の味わいが出て食べやすくなるんです」。まさに、「サカエヤ」との信頼関係がおりなす技。
 炭火焼きについては「40分ほどかけてゆっくり火を入れていきます。お出しする時は脂身をすべて取り除きますが、それほどサシも脂っこくない。素直に味わえるんです」。素材の仕入れから管理、調理に至るまで高橋さんの目が行き届いたスペシャルなひと皿です。
  • ◯「おまかせコース」(¥13,750~)より、黒毛和牛の経産牛を使用したメイン「エイジングビーフの炭火焼き」。ワイン(グラス¥990~)。事前注文で肉の食べ比べも。◯「愛農ナチュラルポーク」使用の名物「ブルスケッタ 自家製ハム 山わさび ブッラータチーズ」。◯アンティークの家具が並んだ、まるでダイニングのような空間。
イルジョット
住所:世田谷区駒沢5-21-9 ☎03-6805-9229 営業時間:18:00~22:00
休:不定休 MAP

SWEETS:

  • 撮影=星川洋嗣 スタイリング = 田口恵美 文 = chico
  • FROM NOUGAT SHOP
  • 〔池上線/洗足池〕
  • ヌガーサンド

贈りたくなるヌガーサンド

 ガラス細工みたいにドライフルーツやナッツがきらめくヌガーは、南仏の昔ながらのメレンゲおやつ。それが今、サブレで挟まれ、こんなにしゃれた手土産になった。まずは、はちみつ(伝統に即して全体の25%入る)、ドライフルーツ、ナッツの「モンテリマール」をかじってみる。さく、もち、ふわり、そしてカリカリとにぎやかなテクスチャー。水分をいいあんばいに飛ばしているようで、ねちっとせず歯切れがいい。空気をたっぷり抱くヌガ ーは軽やかで、フルーツの甘酸っぱさとナッツの香ばしさが鮮やかに広がる。コーヒーのヌガーには、同じ建物に入る「AOI COFFEE」のブレンド豆を使って。中深煎りの深みにベリーを合わせて浅煎りのニュアンスを醸し、ヌガーに似合う軽い味わいに。サブレもコーヒー豆入りで、かむほどにコーヒーのアロマが弾けるよう。アーティストが手がけたカードに、その場でメッセージを書いて添えることもでき、ヌガーがちょっと特別な贈り物になる。

「ヌガーサンド」は、「モンテリマール」、「コーヒー」のほか、小豆とデーツの甘みと落花生の香ばしさを加えた「抹茶」も。各¥550。菓子監修は「Café Les gourmandises」の大野幸恵さん。ヌガーっぽいデザインの箱や包装紙もかわいい。フォーマルな贈り物には、水引作家によるオリジナル水引とのし紙を選ぶこともできる。

  • FROM NOUGAT SHOP(フロムヌガーショップ) 
    住所:大田区上池台2-1-15
    ☎無(問い合わせは公式Instagramより)
    営業時間:11:30~15:00
    休:月~水
    洗足池駅より徒歩4分
  • chico ◉チコ
    スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。